[受験特集]薬学部入試のポイント
医歯薬予備校で化学を約20年担当、松本大地先生が入試のポイントを紹介!
2025年度 薬学部入試のポイント Vol.3
さて、前回は国公立大学薬学部の入試についてお伝えしました。今回は私立大学薬学部について進めてまいります。まず私立大学薬学部の状況を簡潔にまとめました。
私立薬学部は非常に多くの大学が存在し、試験制度も多様なため受験しやすい環境が整っていると言えます。ですが、都市部と地方、伝統校と新設校など一部例外はあるものの大学間での受験者数や入試難易度に大きな差が生まれていることも事実です。
そんな中で志望大学に合格するためには総合型選抜や学校推薦型選抜など「一般選抜試験より前」に実施される受験を想定していくことがポイントになるでしょう。理由は推薦では学力試験が1~2科目など学習負担が軽い、さらに面接や小論文、調査書点など学力以外の点も評価する傾向がありますので、私立大学を目指す受験生の皆さんは積極的に受験を検討してください。
一般選抜試験の場合は①理科において化学以外で受験できる②数Ⅲが出題される③国語や小論文が課される④面接がある、など特徴的な傾向の大学がありますので注意してください。夏休みの期間は多くの大学でオープンキャンパスが実施されています。校舎の雰囲気を肌で感じてモチベーションを上げるとともに、最新の入試情報も手に入れることで対策に役立てていただけたらと思います。 次回へ続く。
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