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2025年度 薬学部入試のポイント Vol.5

2025年度 薬学部へ行こう「入試の最終チェックポイント」

薬学部へ行こう!事務局です。
さて、12月に入り、いよいよ共通テストや一般選抜試験に向けて本格的な追い込み期間に突入しました。今年は寒暖差が大きい日々が続いていますので、自律神経の乱れや、体調不良になりやすい状況です。インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症だけではなく、風邪などひかないよう健康管理には十分注意をしてください。限られた日にちで効果的な学習を励行し、第一志望の大学に向けて精一杯頑張って、悔いのない受験をしてもらえたらと思います。
今回は「入試の最終チェックポイント」として薬学部の国公立大学と私立大学ごとに注意すべき点をまとめました。

【国公立】

国公立大学の6年制薬学科は、2次試験配点の高い大学も多く、共通テストに加えて、各大学の2次試験対策も重要なポイントになってきます。また、2次試験の科目で理科が1科目選択の場合と2科目必要な場合に分かれますので、出願大学を検討する際に考慮する必要があるでしょう。以下に前期試験における各大学の配点比率をまとめていますので参考にしてください。




前期試験の共通テストボーダーは、得点率75%ラインになるでしょう。80%を超えていくことがアドバンテージとなりますので、まずは共通テストでの高得点に向けて頑張ってください。また、後期試験も見かけ上、高倍率となりますが、欠席率の高い試験でもありますので、1点でも多く取れるよう最後まで諦めずに頑張りましょう。

【私立】

私立大学は大学ごとの出題傾向に大きな特徴があります。よって、それぞれの傾向を把握したうえで対策を行うことが合格へのポイントになります。大まかなチェックポイントは以下になります。

●試験方式を確認しよう!(前期、中期、後期、傾斜配点、共通テスト利用や併用など)
●解答形式を確認しよう!(記述式かマークシート式か)
●科目数を確認しよう!(3科目必要な場合、2科目必要な場合、1科目のみでよい場合)
●理科の選択を確認しよう!(化学必須、生物や物理も選択可能か否か)
●数学Ⅲの有無を確認しよう!(数学Ⅲが選択できる大学がある→数学が得意な生徒は吉)
●国語・小論文が課されるか確認しよう!(得意科目の場合は積極的に受験しよう)
●面接の有無を確認しよう!(課される場合は対策をして挑もう)

私立大学薬学部は大学数も多く、また試験方式も多様であり、受験機会は多くなっています。志望順位の高い大学を中心に、自分の学力と照らし合わせて、適正校、安全校と合格を手にしやすい大学も受験していくことがメンタル維持においても重要になってきますので覚えておいてください。

最後に、国公立・私立問わず、入試に向けたチェックポイントもご確認ください!

① 計画!入試カレンダーを作成し、入試までの学習スケジュールを立てる。
② 継続!復習を徹底して勉強の習慣を作り、自分なりの学習法を確立する。
③ 実戦!志望大学の過去問レベルの問題を時間内で解けるようにトレーニングする。
④ 不撓!模試の結果が悪くてもあきらめずに学習を続ける。
⑤ 不屈!2期・後期試験も十分にチャンスがあるので3月まで学習を続ける。

皆さんが志望する大学に合格できることを心よりお祈りいたします。

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