

名城大学 薬学部
住所 | 〒468-8503 名古屋市天白区八事山150(八事キャンパス) |
---|---|
Tel | 052-838-2018(入学センター) |
URL | https://www-yaku.meijo-u.ac.jp/index.html![]() |
中部圏最大規模を誇る文理融合型の総合大学
中部圏で最大規模を誇る名城大学。多彩な10学部、大学院10研究科を擁する予定の文理融合型の総合大学です。本学では、2015年度から、開学100周年にあたる2026年を目標年とする戦略プラン「Meijo Strategy-2026」【通称:MS-26】を推進しています。2026年は、本法人の礎となる「名古屋高等理工科講習所」の開設から100年目という節目の年になります。
MS-26に掲げるビジョンは、本学の志であり、学生・生徒が卒業・修了後に本学を卒業・修了して良かったと思える大学・高等学校づくりを目指します。
人々の健康と福祉の向上に広く貢献できる薬剤師・薬学研究者の養成をめざす
薬剤師の職能は、ますます広がり続けています。臨床薬剤師は、今、病院で医師、看護師などとチーム医療を推進する一員としてその存在感が高まり、さらに超高齢社会の中で、予防医学や地域医療、在宅医療の担い手としての期待も大きく高まっています。2024年に創立70周年を迎えた薬学部では、薬剤師が医療に携わる重要性に早くから着目し、日本における臨床薬学教育をリードし続けてきました。
一方で、バイオテクノロジーなど先端の研究活動も積極的に推進。高度な教育と研究を両輪として、将来にわたり人々の健康と福祉の向上に貢献できる薬剤師・医療人、薬学研究者の養成をめざしています。
効率的で一貫した薬学教育を実施
実際の教育では、薬学教育モデル・カリキュラムに準じ教養教育、ヒューマニズムや医療倫理、薬学専門教育の科目を1年次から3年次までに配置、さらに4年次には基礎と臨床を繋げる統合型薬学教育を、5年次には実務実習教育、5・6年次には卒業研究教育を置いて、効率的で一貫した薬学教育を実施しています。
1年次には、薬学を学ぶ際の導入科目と語学および体育科目とともに、医療人に求められるヒューマニズムや医療倫理を身に付けるための体験学習を中心とした「薬剤師導入プログラム」が設けられています。1年次後期から4年次では、薬剤師として最低限身に付けておかなければならない専門薬学科目群の習得が中心になります。4年次には患者を中心とした医療における"薬の責任者"として、適切な薬物治療に貢献できる能力を養うことを目的として統合型薬学教育の「薬物治療マネジメント」を配置しています。従来の講義形式の利点と、学習効率の高い少人数自己学習法であるPBL教育を併せた「ハイブリット型PBL教育」を通じ、学生一人ひとりに実践的な薬物療法の学びを提供しています。4年次後期には医療現場で求められる専門知識・技能・態度について学ぶ「実務実習事前講義・演習」が設けられ調剤技術や接遇マナーを習得します。4年次終了時には、臨床現場で必要な知識、技術及び態度を確認する共用試験に合格したうえで、5年次に病院と薬局でそれぞれ11週間(合計22週間)の実務実習を受けます。実務実習では、実際の患者に接し、医師や看護師とのチーム医療の中で、薬物治療の実際を体験し学部教育で習得した知識・技能を、医療に必要な生きた知識と確実な技能へと醸成させます。5年次の「実務実習」が実施されない期間中と6年次前期には、配属研究室において「薬学卒業研究」に取り組み今後の薬剤師に求められる科学者としての視点と考察力を養成します。6年次の9月末には卒業研究内容の発表会が実施され卒業論文を作成します。さらに6年次後期には、薬学部6年間で習得した知識・技能を総合的に整理する「薬学特別講義」を履修します。
学年の枠を超えて学び合う「エイジミキシング」を導入
「早期体験学習」では、すでに履修した4年生が、1年生に自らの経験に基づいて指導。また議論などを通じて、お互いに刺激し合い、モチベーションの維持・向上を図ります。異なる学年の学生同士が同じチームで学び合う画期的な学習スタイルです。
臨床現場で活躍するための技術を磨く「シミュレーション学習」を実施
患者の病態の変化を再現できる患者シミュレーターを使用して、実際の患者を想定した薬物治療や薬剤投与のシミュレーションします。薬剤の過剰投与や誤処置により身体にどのような変化が生じ、どう処置すべきかなどを実践的に学ぶことができます。
臨床薬剤師の育成を推進する「アドバンストコース」を設置
5年次に実施する長期実務実習で修得した薬剤師としての知識・技能・態度の向上に加えて、臨床現場で求められる、より実践的な知識・技能・態度を身に付けるために「アドバンストコース」を設置。本学と教育協定を締結している名古屋大学、藤田保健衛生大学、愛知医科大学や安城更生病院などにおいて、指導薬剤師および指導教員の指導下で臨床研究に取り組み、高度な専門知識と臨床技能を有する臨床薬剤師を育成しています。
海外臨床薬学研修
本学部は、米国カリフォルニア州の南カリフォルニア大学薬学部、アラバマ州サンフォード大学薬学部、およびアリゾナ州アリゾナ大学薬学部と学術交流協定を締結。この協定に基いて、5年生と6年生を中心に参加する臨床研修を実施しています。参加学生は、米国の学生とともに、現地で臨床研修に参加し、米国の先進的な薬剤師の役割を理解します。
薬剤師が学ぶための共有プログラムを実施
このプログラムは、臨床現場の薬剤師向けに6年制薬学教育で行っている臨床判断能力育成カリキュラムを、スクーリングとeラーニングで提供しているものです。薬剤師としての臨床判断能力と指導者としてのコーチング能力の向上を図ると同時に、実務実習で関わる薬学部学生に対しその学びを発揮してもらうことで、学生と薬剤師がともに育つ「共育」をめざすものです。
就職に強い名城
数多くの卒業生が第一線で活躍する、"就職に強い名城大学"。それを裏付ける、手厚い就職・資格支援が整っています。個別指導担当制により、学生一人ひとりに寄り添ったきめ細やかなキャリア形成を行っています。