2026年度 薬学部入試のポイント Vol.5
2026年度 薬学部へ行こう「入試の最終チェックポイント」
薬学部へ行こう!事務局です。
さて、12月に入り、いよいよ共通テストや一般選抜試験に向けて本格的に追い込む時期に突入しました。今回は「入試の最終チェックポイント」として薬学部の国公立大学と私立大学ごとに注意すべき点をまとめました。
【国公立】
国公立大学の6年制薬学科は、2次試験配点の高い大学も多く、共通テストに加えて、各大学の2次試験対策も重要なポイントになってきます。また、2次試験の科目で理科が1科目選択の場合と2科目必要な場合に分かれますので、出願大学を検討する際に考慮する必要があります。前期試験の共通テストボーダーラインは、得点率75%程度になるでしょう。80%を超えていくことがアドバンテージとなりますので、まずは共通テストでの高得点に向けて頑張ってください。学習科目が多いので、優先順位をしっかりと整理してスケジュールを組み直しましょう。また、後期試験も見かけ上、高倍率となりますが、欠席率の高い試験でもありますので、1点でも多く取れるよう最後まで諦めずに頑張ることで合格を手繰り寄せることができます。
【私立】
私立大学は大学ごとの出題傾向に大きな特徴があります。よって、それぞれの大学の出題傾向に合った対策を行うことが合格へのポイントになります。まずは試験方式を確認しましょう。前期試験だけではなく、中期や後期試験の有無、共通テスト利用や併用式などを導入している大学もあるため、どの方式を受験するか事前に検討しておくほうが望ましいです。さらに大学によっては指定科目重視などの傾斜配点によって複数判定ができる大学もあるためチェックしておいてください。
次に受験科目も整理しておきましょう。3科目受験の大学もあれば、2科目や1科目のみの試験日程も存在します。さらに理科では化学以外を選択できるか否か、数学では数学ⅢCが選択できるか、など自分にとって受験しやすい科目、得意が活かせるかどうかも確認ポイントの一つです。それらを踏まえて受験大学を検討したら最後は過去問題の演習を徹底的に繰り返しましょう。ただやるだけではなく、時間内で解けるようトレーニングすることと、ミスした部分の見直しをしっかり行うことを意識してください。
私立大学薬学部は大学数も多く、また試験方式も多様であり、受験機会は多くなっています。志望順位の高い大学を中心に、自分の学力と照らし合わせて、適正校、安全校と合格を手にしやすい大学も受験していくことがメンタル維持においても重要になってきますので覚えておいてください。
【最後に】国公立・私立問わず、入試に向けたチェックポイントもご確認ください!
① 計画!入試カレンダーを作成し、入試までの学習スケジュールを立てること。
② 継続!受験に必要な科目の復習を徹底すること。
③ 実戦!過去問題を時間内で解けるようにトレーニングすること。
④ 不撓!模試の結果が悪くてもあきらめずに学習を続けること。
⑤ 不屈!2期・後期試験も十分にチャンスがあるので3月まで学習を続けること。
今年も寒暖差が大きく自律神経の乱れや、体調不良になりやすい状況です。インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症だけではなく、風邪などひかないよう健康管理には十分注意をしてください。限られた日にちで効果的な学習を励行し、第一志望の大学に向けて精一杯頑張って、悔いのない受験をしてもらえたらと思います。皆さんが志望する大学に合格できることを心よりお祈りしています。
私立大学薬学部は数も多く、情報を集めるのも大変です。メディクールでは受験情報をまとめた『入試資料集』を国公立、私立それぞれ作成しており、無料進呈(PDF)しています。是非ご活用ください。
メディクールホームページはこちら
医・歯・薬・獣医専門予備校 メディクール (medicool.jp)
























