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医・歯・薬・獣医専門予備校のメディクールの資料を基に入試のポイントを紹介!

2026年度 薬学部入試のポイント Vol.2

 薬学部へ行こう!事務局です。薬学部入試に関わる様々な情報をご提供致します。資料につきましては、薬学部専門予備校メディクールよりご提供頂いています。第2回目となる今回は薬学部の国家試験合格率と、学費などの概要をまとめてみました。

薬学部の国家試験合格率

 薬剤師を目指す皆さんにとって、各大学の国家試験合格率は気になるポイントの一つでしょう。以下に薬学部の国家試験合格率の変遷をまとめています。


 最新の2025年(第110回)薬剤師国家試験の合格率は68.9%(※合格者/受験者の割合で、以下の合格率も同様)でした。近年は68%前後で推移しています。厚生労働省医薬局が公表している大学別の合格状況をみていくと国立大学の合格率で最も高い数値は96.49%、最も低い数値は73.85%でした。次いで公立大学では最も高い数値が92.25%、最も低い数値で73.65%でした。最後に私立大学ですが、最も高い数値は90.41%で、最も低い数値は25.98%となっており、大学間の差が顕著になっていることがわかります。2006年の規制緩和を受けて増え続けていた薬学部ですが、2025年以降は新設や定員増加を認めないことになっています。少子化傾向も続いていますので、今後も2極化する状況が進むと考えられます。

薬学部の学費について


 薬学部の学費は6年制の場合、国公立で約350万円。私立だと約1,200万円になります。大きな負担に違いはありませんので、志望する場合はご家族での話し合いを踏まえた意思一致も大切になります。
 4年制の創薬科の場合も大学院への進学割合が高いため、プラスαの学費負担が想定されます。また、学費負担の少ない国公立大学は受験難易度が高い上に、大学数も限られています。その反面、私立大学は大学数も多いことから「遠方の国公立に下宿する場合」と、「近接した私立大学に自宅から通学する場合」とでは金銭負担としては大差のない状況にある場合もあります。ですので、本人の将来像や現在の学力、ご家庭の状況など総合的に検討した上で受験戦略を考える必要があるでしょう。 

 今回は、国家試験の合格率や学費についてお話しました。次回は国公立の受験について解説していきますので是非チェックしてください。
 薬学部は大学数も多く、情報を集めるのも大変です。メディクールでは受験情報をまとめた『入試資料集』を国公立、私立それぞれ作成しており、無料進呈(PDF)しています。是非ご活用ください。

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