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医・歯・薬・獣医専門予備校のメディクールの資料を基に入試のポイントを紹介!

2026年度 薬学部入試のポイント Vol.4

 薬学部へ行こう!事務局です。薬学部入試に関わる様々な情報をご提供致します。資料につきましては、薬学部専門予備校メディクールよりご提供頂いています。さて、第4回目となる今回は私立薬学部の入試についてまとめました。

 薬学部を有する私立大学は全国で59大学2学部(徳島文理大学香川薬学部と国際医療福祉大学福岡薬学部)と非常に多くなっています。数ある大学の中から希望に合う大学を見つけることも難しいですが、試験制度を把握することも難しくなっています。そこで私立薬学部の合格へ向けて押さえておくべきポイントを解説したいと思います。

●「学校推薦型選抜」の重要性

 まず初めに「推薦攻略」です。旧来、大学受験は一般選抜が本番である、という認識の方が多かったかと思いますが、最近では学校推薦型選抜や総合型選抜の比重が高まっています。報道などで目にする機会も増えているかもしれませんが、薬学部も例外ではありません。
学校推薦型選抜は主に年内実施(11~12月)のため学習スケジュールを調整することも大切ですが、私立の薬学部受験において何よりも特徴的なのが「併願制」の推薦が存在するという点です。一般的に学校推薦型選抜は「専願制=合格すると入学を確約」であり、1大学のみしか出願、受験することはできません。しかし、併願制の場合は一般選抜と同様に複数の大学を受験することができます。
学校推薦型選抜を複数大学受験できるということは、私立大学の中でも、第一志望校だけのチャレンジではなく安全ラインの大学の受験も可能ということですので、スケジューリングも一般選抜と同じようなイメージで捉えていただくと良いでしょう。
また、併願ということで、後々、希望順位の高い大学に合格した場合に入学を辞退することも可能です。よって、国公立志願の方もいわゆるすべり止めとして受験を計画されている方も増えています。このように、薬学部を目指す全ての方にとって学校推薦型選抜はメリットのある試験制度として存在感を増していますので、早めに情報を収集して試験に備えてください。
近畿圏の大学を例に挙げてみますと、京都薬科大学の学校推薦型選抜は専願制となっています。同志社女子大学、大阪医科薬科大学、摂南大学、近畿大学、大阪大谷大学、兵庫医科大学(専願制を除く)、武庫川女子大学、神戸薬科大学、神戸学院大学は併願制の学校推薦型選抜を実施しています。※最新の実施状況は各大学の試験要項をご確認ください。

●化学の学習

 次にポイントになるのが「化学」の学習スケジュールです。前述の通り、学校推薦型選抜は年内に実施されますので、一部の進学校や中高一貫校を除いて受験時期に全範囲の学習が終わっていない高校の方が多いはずです。また、終わっていたとしても十分な復習時間を確保できない場合もあると思います。薬学部を目指す方にとって化学は「薬学化学」と言われるような独特の出題も多い上に、大学入学後も避けては通れない科目ですので、早めの「先取学習」を意識しましょう。まずは理論化学において原理、原則の理解に努めましょう。有機・無機の分野についてはそれぞれ演習量や暗記する時間が必要ですが、高校3年生の9月(夏休み終わり)までに一通り教科書や参考書に目を通しておくとよいでしょう。以降は志望大学の過去問題の演習を中心に傾向対策と知識整理を行っていくイメージです。

●試験制度が実に多様である

 最後に一般選抜について。一般選抜においても前期、中期、後期、共通テスト利用、共通テスト併用など多数の方式がある上に出題形式や選択科目も大学によって異なります。ですので、事前に受験予定の大学の試験制度を把握して計画的に受験準備を進めることが大切です。以下に特徴的なものをまとめていますの。で参考にしてください。


 私立大学薬学部は数も多く、情報を集めるのも大変です。メディクールでは受験情報をまとめた『入試資料集』を国公立、私立それぞれ作成しており、無料進呈(PDF)しています。是非ご活用ください。

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